抗うつ剤の前に、まずはハーブの効果を試してみよう。
たろけんです。
ここ最近、病院に頼らずに軽度のうつから回復する方法についてご紹介しています。
今回は、”うつ”に効くと言われているサプリメントの、実際の効果やいかに?
というテーマでお送りします。
「セントジョンズワート」とはなにか?
「セントジョンズワート」というハーブの存在を最初に知ったのは、メンタリストのDaiGoさんの動画配信でした。
こちらの動画中で「メンヘラバスターサプリ」と名づけて紹介されたものの一つですが、カンタンに言うならばヨーロッパでメンタルの不調に長いこと使われてきたハーブ療法です。
日本では「セイヨウオトギリ」と呼ばれるこの植物の抽出成分には、軽度から中等度のうつの治療に効果的な成分が含まれている、といわれているそうです。
その成分と期待できる効能については、昭和薬科大学研究員の方が書かれた以下の記事がご参考になるでしょう。
こちらを一言でまとめると、「セントジョンズワート」はヨーロッパ(特にドイツ)ではうつの治療に効果が認められており、近年の大規模調査でもその有効性が証明されつつある、とのこと。
その代わり、ハーブではあっても他の薬との飲み合わせなどには十分な注意が必要、ということです。
コレって、ちょっと期待できそうじゃありませんか?
実は、わたしは一年近く前にこの「DHC セントジョンズワート」サプリメントを60日分購入していました。まあ、気分が滅入ることってちょいちょいやってくるものですからねぇ。。(笑。
とはいえ、それほど深刻な落ち込みだったわけでもなく、すぐに服用をやめていたのです。
Amazonのレビュー評価は高かったものの、わたしの場合は効果が「??」という程度だったこともあります。
今回は”コロナうつ”に片足を突っ込んだため、なんでもいいから気分の落ち込みから回復させてくれるものを、とこのサプリの服用を再開することにしたのでした。
一日4粒が目安量。粒の大きさは日本製カプセルの標準サイズ。
夜眠る前に飲んで”悪夢”を予防する
これはわたしの特殊な体質なのかもしれませんが。イヤなことがあったり、不安を抱えた状態で寝ると、なぜか悪夢を見やすいのです。
わたしがうつ傾向を強めた直接のきっかけは「悪夢を見て脳が混乱したこと」ですから、悪夢を見ずにゆっくり安眠することの価値はとても大きいのです。
でなければ、いくら「疲労を解消するのは睡眠だ」と言われても、寝ること自体が怖くなってしまいますからね。。(笑。
ただ、「コロナ」「悪夢を見る」と検索をかけてみた結果、このコロナ禍で世界中の人たちが悪夢にうなされていることがわかりました。
この記事を読むだけでも、悪夢が怖くて寝られない。。
という人は実は少なくないんじゃないかと推測できますよね。
そもそも、夢を見ることは脳の活動のひとつです。脳の機能が不安定な状態で見る夢が心地のいいものであるはずがありません。
以前、アフリカを旅していた時にマラリアの予防薬を飲んだのですが、副作用に「悪夢」と書いてあり驚いたことがあります。これはつまり、脳が外的な影響を受けて悪夢を見ることがあることを示しています。
つまり、脳の状態をととのえて眠ることはとても大切なことなのです。
そんなわけで、わたしは「今日はひどくつかれたな。。悪夢を見そうな気がする。」という時には決まって4錠の「セントジョンズワート」を服用するようにしていました。
その結果、服用した夜に悪夢にうなされることは2ヶ月間一度もありませんでした。
これは、いわゆる「母集団1」のデータではありますが、時にその「1」こそが聞きたいことってありますよね(笑。
ご参考になれば幸いです。
仕事に出かける前に、選択的に飲む
これは一日のメンタルを担保したい時におこなっていました。
ストレスがかかりそうな勤務や、嫌なメンツと組む際に予防的に飲むことも、「セントジョンズワート」の有効な服用の仕方のようです。また、忙しくなりそうな期間だけ集中的に飲むのも良いそうです。
こちらの効果としては、悪夢の予防ほど明確ではありませんでしたが、抑うつ的な気分に陥る時は決まって「飲み忘れた時」だったことは間違いありません。
そのため、逆説的な判断にはなりますが、服用することで「一定以上の効果を感じる」というのが本音です。
おそらく今後も、ここぞというタイミングで「セントジョンズワート」を飲むことになると思います。そして、服用をやめるのは「飲み忘れたことさえ気づかなくなった時」なのでしょう。
メンタルへの「効果」について、どう判断すべきなのか?
この手のサプリメントの効果がわかりにくいのは、それを飲んだら「いい気分」になるわけではないためなんですね。
そうではなく、予防的に飲むことで「今日は抑うつ的な気分にならないな。」と感じられれば、効果があると判断していいでしょう。
実際に抑うつ傾向になって思ったのは、つくづく”自分にとって”どう感じられるかが大事だということ。
そこでオススメしたいのが、判断を行う時はエビデンスのあるものから選び、継続するかどうかは自分の感覚を頼りにするという方法です。
これを逆にしてしまうと、いつまで経っても科学的に有効といえるのか、自分の体質に合っているのかがわからなくなります。
ご参考にしていただけるとありがたいです。
それでは今日はこのへんで。
たろけんでした😊