精神科ではたらくフリーライターのブログ

閉鎖病棟の看護助手兼フリーライターが日夜カラダを張ってお届けする、メンタルヘルスのお役立ち情報です。

効果絶大!地域の「ラジオ体操」に子どもたちが2ヶ月間ほぼ参加し続けたら。

こうして子どもたちは「ラジオ体操」にハマった。

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「パパ、朝つゆってキレイだねぇ。。」そんな会話ができるのも、早朝だからこそ✨

たろけんです。

「ラジオ体操」といえば、子ども時代の夏休みを思い出す。。そんな世代も、今やアラフォー以上になってしまったかもしれません(笑。

 

わたしも近所の公園で、毎朝参加しては専用の紙にスタンプをもらったものです。

そして、最終日にはヤクルトが一本もらえる。。というささやかな幸せの象徴でしたね✨

 

そんなラジオ体操に夏休みの初日から2ヶ月間、ふたりの子どもたちが通い続けた結果。

なんだか面白い現象が起きていたのでご紹介したいと思います😊

 

 

自分から「ラジオ体操」に行きたがる子どもたち?!

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うちの近所には大きな公園があり、もう20年も前から有志で「ラジオ体操」をやっているんだとか。始まりは、”夏休み中の習慣にさせよう”と妻が参加させ始めたことなのですが。。

 

2ヶ月が経った今では、日曜の朝6時だというのに小3と小1の姉弟がササッと着替えて、「ラジオ体操、いってきまーす♫」というレベルにまで至りました。

 

自分の子どもながら、果たしてそんなことってあり得るんでしょうか?!(笑

そこで、遅ればせながら私も初めて同行し、何が起きているのかを見ることにしました。

 

着くなり、おやつをくれるおばちゃん登場。。(笑

眠い目をこすりながら身じたくを整え、公園に向かいます。鳥のさえずりと、まぶしい朝の光。。意外なほど多くの人たちが朝の散歩をたのしんでいます✨

 

現場につくと、

「あら、おはよー!!コレ、お姉ちゃんたちのおやつね!」

そう言って、ニコニコ顔のおばちゃんが娘にビニール袋を差し出しました。見ると、美味しそうなフルーツゼリーが2個。

 

ははぁん。。これは確かにハマるぜ!(笑

と思いつつ、「いつもありがとうございます。。」と頭を下げていると、意外な返事が。

 

「いえいえ。わたしたち、おじいちゃんおばあちゃんばっかりなのに、毎朝ふたりが来てくれるから嬉しくてね〜。みんな癒やされてるんですよ。こちらこそ、ありがとうですよ!」

 

正直言って感心しましたよ。ただラジオ体操に参加しているだけで、子どもたちが感謝される存在になっていたとは。。(笑。

 

”顔の広さ”が安心感につながる

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確かに、子どもたちはラジオ体操帰りに色んなものを持って帰るようです。おせんべいや飴玉、ゼリーといったお菓子もあれば、近所のおばさまが鉢植えの花をもたせてくれることも。

 

「笑顔であいさつ」だけは妻がしっかり言い聞かせて送り出しているのですが、朝6時半に小学生のふたりがテクテク歩いてラジオ体操に参加するのは、たしかに目立ちます(笑。

 

ふたりも、色んな年配の方々に話しかけられているうちに、臆することなくおしゃべりができるようになったようで。「ふたりの成長がとてもたのしみですよ!」と声をかけてくれる方も出てきました。

 

今や、ふたりの子どもは両親よりも地域の知り合いが増えたぐらいです。

「地域に見守られる安心感」って、こういうことを言うんですね✨

 

7匹の愛らしい友だち

うちはペットが飼えないマンションのため、残念ながら娘の「どうしてもワンちゃん飼いたい!」という願いに応えてあげられません。。

 

でも、「ラジオ体操」に参加するみなさんは、犬の散歩も兼ねている方が多数いらっしゃるんですね。おやつの魅力もさることながら、子どもたちには「ワンちゃんなでなでタイム」が何よりも嬉しいのだとか。

 

だから、どんなに眠くても必至で着替えてラジオ体操に出かけていくのです。今では、ご地域の7匹ものワンちゃんの名を挙げながら、仲良くなったと嬉しそうに話してくれました。

 

自然と「早寝早起き」が身につく

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最近の小さな子どもたちって、寝る時間が大人並みに遅いんですよね。。平気で夜10〜11時まで起きていたりするようです。そうなると、なかなか起きられないし、朝から機嫌が悪い。

 

でも、それは休日に遅く起きるのをよしとしている結果でもあるわけで。その点、うちの小1の息子などは、19時の夕飯を食べながらウトウトするぐらい完全燃焼しています(笑。

 

これなら、朝6時に起きても睡眠時間は十分。「おはよー!」って機嫌良く起きてくる子どもって、3割増しで可愛く見えるから不思議なものです(笑。

 

そして、朝6時から「ラジオ体操」でエンジン全開になっている子どもにとって、夜になったら自然と眠くなるのは当たり前のこと。それがまた、理想的な早起きサイクルを作り出していくのです♫

 

「時間の感覚」が身についてくる

「早く着替えなさい!」

朝からそうやって叱るママは、世にあふれているはず(笑。これはもちろん、わが家でも同じです。

ただ、ラジオ体操に参加するようになってからは、起きてから15分以内にすべての身じたくを終えて家を出なくては間に合いません。

 

まだ時間の観念がうすい子どもたちにとって、「15分でやりなさい」と言っても実感がわきません。ところが、「ラジオ体操開始まであと○分!」と伝えると、自ら15分以内に収めるようになりました。

目標があることと、習慣にすること。この2つは本当に偉大なのだなぁ、としみじみ感じる今日このごろです✨

 

まとめ

そんなわけで。昭和の古き習慣とばかり思っていた「ラジオ体操」ですが、昭和生まれのわたしなんかよりも、現役小学生の子どもたちの方がよほど恩恵をこうむっていたことがわかりました。

 

朝イチで目に飛び込んでくる、すがすがしい風景と澄んだ空気。そんな一日のスタートを積み重ねることで、子どもたちは更にイキイキとし、人と交流することを「たのしい」と感じるようになっています。

 

う〜ん、こんなにも効果絶大なラジオ体操、おそるべし!

わたしも夜勤が多いことを言い訳にせずに、なんとか子どもたちについていこうかな。。

そう思うほど気持ちのいい朝でした。

 

みなさんも、よければぜひ✨

それではまた、たろけんでした😊