精神科ではたらくフリーライターのブログ

閉鎖病棟の看護助手兼フリーライターが日夜カラダを張ってお届けする、メンタルヘルスのお役立ち情報です。

メダカの水槽づくりは「箱庭療法」そのもの。”自己生成する”箱庭に癒やされる。

メダカたちに「水草の原っぱ」をつくってみた。

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こちらが今回目指す、メダカのための理想の「原っぱ」✨下段のソイル粒と水草が理想。

 

たろけんです。

娘がメダカを飼い始めたら、娘以上にハマりつつある今日このごろ。

 

前回は、ありあわせの容器とちょっとした水草の「メダカ水槽」でも、十二分に癒やしが得られますよというお話でしたが。。

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 今回はメダカ水槽をちょっと「箱庭療法」的な視点でアレンジする第一歩として、「水草の原っぱ」がオススメでしたよ、というお話です😊

 

 

メダカ水槽を「箱庭療法」代わりに使うメリット

これは、アクアリウムがなぜ癒やしにつながるのか?という話にもつながるのですが、アクアリウムと「箱庭療法」には、意外な共通点があるんです。

 

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、「箱庭療法」とは精神科で取り入れられている心理療法のこと。枠のある箱の中に、さまざまなおもちゃや置物を配置して、自分なりの世界を表現するセラピーです。

 

この療法の醍醐味こそ、言語に頼らず、遊びの中で自己を開放する

という点。そして、ここで大事になるのが表現の領域を規定する「枠」と、そこに置かれる「置物」なのです。

 

今回のわたしの場合、「枠」として魅力を感じたのが”四角くない”水槽であり、「置物」としての魅力を感じたのがメダカとのコントラストになる「青々と茂る原っぱ」でした。

 

3匹のメダカが、緑の原っぱの上を気持ちよさそうに泳ぎまわる。その様を頭の中で思い描いた時に、小さな”自由”を感じ取ったわけです。

 

そして、それを実際に表現することで、メンタルがまたひとつ開放されるというわけですね✨

 

GEXの「グラスアクアリウム」シリーズなら、インテリアとしても申し分ナシ!

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GEXのグラスアクアリウム「TEAR」。容量は約4リットル

四角い水槽ならすぐ見つかるものの、四角くない上にインテリアにもマッチする水槽はなかなか見つかりません。

 

ところが、前回記事で「観賞魚の癒やしの効果」について取り上げたGEX(ジェックス)は、さすがはアクアリウム製品の企画開発トップブランド。

わたしのようなアクアリウム初心者、かつ”四角くない”水槽がいい、というニーズにドンピシャのオシャレ水槽を用意してくれていました。

 

それがこちらの「TEAR」という、しずく型のタイプ。

パッケージ写真のように苔などを中心にしたテラリウム(植物をガラス容器で育成する趣味)にも対応する、底は広め&高さのあるモデルです。

 アクアリウムにした時の水量の目安は、店員さんいわく「メダカ一匹に対して水1リットル」とのことなので、4リットルならわが家のようなメダカ3匹飼育にはピッタリといえるサイズ。

 

さーて、どんな植生にしてどんな見た目にしよっかな〜♫と、夢がふくらむ第一歩です。

 

しずく型のグラスに専用土を敷いて原っぱで覆い、その上を小魚が気持ちよさそうに泳いでいく。。これはどう転んだって、ハッピーな展開しか待っていないはずです(笑。

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大きすぎず、さりとて小さすぎず。まさにちょうどいいサイズ。

 

水質浄化は観賞魚専用土”Soil-X”に任せる

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ビーブラストの「Soil-X(ソイルエックス)」水中のアンモニアを水草の養分に変えてくれる。

 

”Soil-X”に任せる、と勢い込んでみましたが、じつは他に選択肢があったわけもなく(笑。

 

一番上の写真まんまのアクアリウムが作りたい、と店員さんに相談したところ、使用している土壌がコチラ「Soil-X」のパウダーブラウンというタイプでした。

 

説明によれば、飼育初期には必ず水質汚染の原因となる「アンモニア」が発生するとのこと。

そして、アンモニア対策としての”Soil-X"の優れた点こそ

 

  • 水中のアンモニアを吸着し、水質を浄化
  • 吸着したアンモニアを養分として水草の根から与える

という一石二鳥の効果なのです。

 

そして、密かにわたしが狙っている「鑑賞エビ」が弱いとされているのもアンモニアとのこと。これは、後々彼らを迎え入れるためにも準備するしかありません(笑。

 

子どもたちと「水草」の成長を見守る

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まごうことなき、水草の種子。水草って固有名詞だったのね。。

 

さて、「水槽」「土壌」ときたら、次に必要なのが「水草のタネ」。

こちらも同じく、一番上に掲載した写真の葉っぱが出てくるタネはどれですか?と店員さんに聞きました。

 

こちらはノーブランド品ながら、下の商品リンクにある”パールグラス系(小双葉)”なる品種にあたるようですね。緑の双葉がすき間なく生えそろった様はとても美しいですよ✨

 

ちょうど夏休みなので、子どもたちに種まきをさせます。タネの粒自体は芥子粒ぐらいの細かさ。 表面にまんべんなく行き渡るように蒔いたら、霧吹きで土の表面をしっとり濡らすぐらいに水をまきます。

ここから3週間ぐらいで水草の芽が生え揃い、水槽に水を満たせるようになるのだそう。

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ここぞとばかり、こどもたちに役割をあたえます。

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こういうの、やっぱり喜んでやりますよね!

3週間で水草はここまで成長する

ここからは、水草が”Soil-X”上で発芽してから土の表面を覆い尽くすまでの3週間をダイジェストでご紹介したいと思います。

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種まきからほんの3.4日で芽を出す、この反応の良さがうれしい。

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およそ一週間。どんどんいい感じに芽が出てきています。

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およそ2週間。夏の日差しも強くなってきたので、日に何度も霧吹きで水をあたえます。

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およそ3週間。いよいよ目指す地点に近づいてまいりました!✨

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3週間経過。カイワレのような育ちっぷり。ここまでくればもう水を入れて大丈夫!

 

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ついに「水草原っぱ」水槽の完成!めちゃくちゃ嬉しそうな泳ぎ姿に、こっちまで嬉しい✨(笑。

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ひとまずは大成功ですね。次は水底に小エビ牧場をつくります♫

”日々成長する”箱庭がある毎日

 さてさて。いかがだったでしょうか。

 

「水草って、水の中で発芽するんじゃないの?」って思った方もいらっしゃるかもしれませんね。わたしもそのクチでしたから。

 水中に蒔くことも不可能ではないかもしれませんが、一番確実な根づかせ方は上述した「土壌バラマキ&霧吹き水やり」なのだそうです。

 

そして、写真を見ておわかりになったかもしれませんが、この”日々成長していく”箱庭というものがある生活は実に楽しいものです✨

 

自分のイメージどおりの部分と予想外の部分。それらが合わさることでまたひとつメダカ水槽が豊かになっていく。そして同時に、それらを愛でる感性も豊かになっていくんですよね。

 

 子どもと一緒でも、ひとりでも。

「箱庭療法」感覚であそぶ、メダカの水槽づくり。おススメです♫

 

それではまた!

たろけんでした😊