たった3匹のメダカが与えてくれる、「なんにも考えない時間」。
たろけんです。
”うつからの回復”を記事にしているうちに、どんどん元気を取り戻してきました。
やはり、一歩ずつでも前進している実感は何よりも脳をイキイキとさせてくれますね✨
今回は、子どもたちが最近飼い始めた”メダカ”に、驚くべき癒やし効果があることを知ったのでご紹介したいと思います。
たかがメダカ、と侮ることなかれ。
職場の人間関係が世知辛すぎて、「脳みそすっかり疲れちゃったなぁ」と感じていたこの頃。妻と娘が花屋で3匹のメダカを買ってきました。
このゆるさが、まずイイじゃないですか。
テーブルを飾る花を買うついでに、メダカも連れてかえろ、みたいな。
それでいて、小さくても命ですから、キチンと世話するよう子どもに言い聞かせる必要があります。
「水替えも餌やりも、ふたりでちゃんとやるんだよ〜。」
なんて言いながら、アウトドアチェアを持ち出してきて眺めていると、あら不思議。。
ハッと気づいた時には、無心でメダカたちの泳ぎを追っている自分がいました。
その感覚があまりに心地よかったため、「これはなんかあるぞ」と調べてみたら、ありましたありました!
アクアリウム関連のグッズを開発・販売している「GEX(ジェックス)」の産学共同研究の成果がこちらです。
「人を癒やす効果」を証明したGEXのデータ
こちらは、観賞魚すべてに言える研究結果ですが、人を癒やす効果として重要なのはココ。
観賞魚を眺める時間が長いほど生理的にリラックスしている事が心拍変動から明らかになりました。また、唾液アミラーゼと質問紙調査の結果から、観賞魚のいる部屋では作業によるストレスが緩和され、くつろぎが得られることが判明しました。 (GEX公式ホームページより)
つまり、覚えておきたいのは
- 観賞魚を眺めれば眺めるほど、リラックス効果は高まる
- 仕事部屋に観賞魚がいると、作業疲れが緩和される
という2点ですね。
リラックスタイムを楽しむために、なにも高価な観賞魚を買ってくる必要はないのです。
江戸時代から観賞魚としての地位を不動のものにしていたメダカこそ、心なごむスキマ時間にはピッタリだと思います。
メダカだからこそ、のゆる〜い脱力感。
わたし自身、こうしたリラックス効果がどこから来るのかを考えましたが、それはやはり、何も考えなくていいからだと気づきました。
逆に、これがとても高価であったり、珍しい鑑賞魚だったらどうでしょう?
その美しさに目を奪われたり、次に導入すべきアイテムを考えることはあっても、頭の中をまったくの空っぽにはなかなかできない気がしませんか?
そうなんです。メダカはその、何の変哲もない”ただの小魚感”がとてもいい。
華美でもなければ、気を遣う必要もないからこそ、ただ無心になってその泳ぎを見つめることができるというわけです。
3匹のメダカを飼い始めてからというもの、アウトドアテーブルとチェアをベランダに出して一緒にチルアウトタイムを過ごすのがとても楽しみになりました。
メダカだからこそ、特に鑑賞してもしなくてもいい。
時に、気ままに泳ぐ彼らのかたわらでパソコン仕事などをしてみる。
そんなゆる〜い関係が、とても”メダカ的”で気に入っています。
水草少々と「かくれ家」さえあればいい。
そんなわけで。メダカを数匹飼ってみよっかな、なんて思ってる人は「アクアリウム入門」的なものを読むと腰が引けてしまうのでやめましょう(笑。
エアポンプにヒーターに、あれもこれも。。なんてやってると、どうしても
「また今度でいっか。」になってしまうからです。
ありがたいことに、メダカはそこそこ環境の変化に強い生き物です。
水を張る容器と、ちょっとした水草、それとメダカの習性上、さっと隠れることができる「かくれ家」があればまずは十分です。
そして、メダカ専用のエサを2日に一度パラパラとやり、丸一日汲み置いた水道水で2日〜3日おきに水換えしてやれば、気持ちよさそうに泳ぐ彼らの姿に脳がほぐれていくことでしょう✨
上の写真は、近くのペットショップに設置してあった同じくジェックスの水槽。びっしりと底を覆った水草が、まるで緑のカーペットです✨
妻と一緒に「次はここを目指そう!」と妙にテンションが上がることになりました(笑。
深いです、メダカ鑑賞の世界。
それではまた。
たろけんでした😊