精神科の勤務って忙しいの?
たろけんです😊✨
今回は、閉鎖病棟の日常②として、日勤帯の看護助手業務の続きをサクサク書いていきますね。なんだか①のペースだと今回も終わらない感じがしてきたので。。笑
日勤帯のお仕事、つづき。
タイムスケジュール🕛看護助手の午前中業務
さて、患者さんのバイタルチェックをすべて終えた後は、おむつ替え→病室の清掃→トイレ掃除→患者さんの外出準備→患者さんの補水etc...といった具合に、日常業務をこなしていきます。
その合間に問診をおこなう先生への誘導があったり、曜日によってはシーツや掛け布団カバーなどリネン類の交換、入浴介助などがあります。
基本的に、曜日と時間によって業務は決まっているのですが、そこは不確定要素の大きい精神科。臨機応変な対応が求められることも少なくありません。
そのため、一日の業務のうち必ず終えておかなければならないものに関しては、ほぼ午前中に終わらせてしまうのが基本です。
なにしろ、いつ外来患者さんの入院が決定するかわからないですし、多いときには午後の半日で3人の入院を受け入れたこともあるくらいです。
また、患者さんが転倒されたり、重篤な発作をおこされたり、調子を崩して暴れてしまったり、予期せぬ内科的な疾患が発覚することも少なくありません。
そうなると、ひとつひとつはいくら手慣れた業務であっても、物理的にドタバタするのが病棟の定め笑。だからこそ、できる時にできることを前倒しで終わらせてしまうのです。
精神科には残業がほぼない✨
こう書くと、いかにも精神科が忙しそうに見えますが、「一般科の忙しさは精神科の比ではない」と経験のある看護師さんはよく言われます。なんだかんだで残業の必要がほぼない精神科はその点、恵まれているのかもしれませんね。
タイムスケジュール🕛看護助手の午後のお仕事
お昼ごはんの業務(ベッドから車椅子への移動、お茶の準備、配膳、食事介助、下膳など)を終えたら、1時間の食事休憩タイム。食堂では患者さんと同じメニューをいただきます。
ちょっと脱線しますが、意外にも精神科のごはんは一般科よりも美味しいという特徴があります。それは、他科と比べて内臓疾患などによる味付けのタブーがないため、しっかりとした味つけができるからなんですね✨
たまに、えっ?と思うぐらいスパイシーなカレーが出ることもあり、管理栄養士さん、なかなか攻めてるなあ。。と感じることがあるぐらいです笑。
さて。午後は基本的に午前中の作業プラスαといった感じ。患者さんの外出対応やご家族の面会の対応、作業療法への誘導や問診のお手伝いなどを行います。
病棟内がとても穏やかな日は、患者さんと将棋やオセロに興じるスタッフもいますし、いろんな会話で大笑いして盛り上がることもしばしば。(たろんは、患者さんたちの個性あふれるお話が大好きな人間のひとりです✨)
こうして時計が16時を回った頃、夜勤帯のスタッフがナースステーション入りします。
夜勤帯のスタッフは、これから長い長い夜をこの病棟で過ごさなければなりません。夕方16時半から翌朝9時半まで拘束ですから、都合17時間も病棟に居続けることになります。
あらためて書いてみると、夜勤の時間てこんなに長かったんですね。8時間の日勤の倍以上だったとは。。
それであんなにもいろんなことが起こるわけだ。。と夜勤の回を匂わせながら日常業務の②を終えたいと思います笑。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
たろけんでした😊