精神科ではたらくフリーライターのブログ

閉鎖病棟の看護助手兼フリーライターが日夜カラダを張ってお届けする、メンタルヘルスのお役立ち情報です。

【3日間ファスティング】効果検証その② あれ?!首の痛みが消えてる。。

体を通して”いま必要なもの”に気づくプロセスだった。

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ファスティングを無事終え、家族で森林浴に✨

たろけんです。

3日間のファスティングの効果検証を行っているここ数日。

 

先日の記事で挙げたのが、ファスティングを終えての5つの改善チェックポイントでした。

 

  1. じんましんの改善
  2. 腰痛&首コリの改善
  3. メンタルの改善
  4. 過敏性大腸症候群の改善
  5. 食生活の改善

 

今回は、残りの項目について検証していきたいと思います!

 

 

ファスティング解禁日2日目の「じんましん」は?

さて。昨日の記事では、ファスティング中に大爆発してしまった「じんましん」の改善具合について検証しました。

 

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じんましんは、今日も出ているものの、ファスティング中に比べて9割減といったところ。

当然、かゆみも9割減ですから、ファスティング中とは雲泥の差があります。

 

ファスティング前のじんましんは、手首の周りに小さな斑点がポツポツといったところでしたから、目指すは完全消失。この一週間以内に実現すれば、ファスティングによる成果として認めたいと思います。

 

「腰痛&首コリ」の改善具合は?

患者さんの介助業務が多い日常では、やはり腰痛持ちになります。過去記事では「囚人筋トレ」をご紹介していますが、ギックリ腰こそやらなくなったものの、腰や首の鈍痛には長い間悩まされてきました。

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参加前、ファスティングのひとつの成果として聞いたのが、

「これまでどんな方法でも消えなかった腰痛が、いつの間にか消失していた」というコメント。

 

これってすごく気になりますよね?

 

結論から申し上げますと。。コレ、本当かもしれません!✨笑。

わたしの場合は、じんましんにすっかり気を取られていましたが、気づけば確かにいつもカラダの背面に感じていたこわばりが消えているのです。。

 

ファスティング中は、ふだんの休日よりもずっと活動的に断捨離していましたし、その上パソコン仕事もしていました。にも関わらず、コリも痛みも感じていない。

 

痛みのものさし(スケール)は個人で違うので一概には言えませんが、わたしの場合は無痛、つまりゼロになっていました。

 

特に顕著だったのは首の痛みで、これまでは「絶対に振り向けない角度w」というものがあったのですが、左右とも問題なく首を回せるようになったのです!

 

しかも、意識するまで改善にさえ気づかないほどの自然さ。

キツネにつままれた様な気分、とはこのことです(笑。

 

ファスティングによる「内蔵の機能回復効果」は割と知られていることですが、筋肉や腱などの組織にまで好影響がおよんでいるとは知りませんでした✨

 

後は、これがどの程度の期間継続するのかを見ていきたいと思います。

 

ファスティングは「メンタルの改善」に役立ったか?

これも当然、スケールの問題がありますよね(笑。何をもってメンタルの改善とするかという点ですが、これもズバリ、個人の感想(当社比)でお伝えしたいと思います。

 

今回は、軽い「コロナうつ」からだいぶ回復した段階でのファスティング参加だったわけですが。食事を摂らないことが、抑うつ的な気分につながった日はありませんでした。

 

というのも、ファスティング中は良くも悪くも身体的な感覚が研ぎ澄まされてしまうんですね。お腹が空いた、じんましんがかゆい、のどがかわいた、ちょっと頭ぼんやりしてきた。。。みたいな感じで(笑。

 

そうなると、身体的な不快を感じるタイミングが増えますから、当然イライラすることも増えます。ところが、これは精神的なイライラというより、後を引かない刹那的なイライラなんです。

だから、水をのめば忘れるし、酵素ドリンクを飲んで血糖値を戻せば解消する。

 

これが飽食してしまっている場合だとこうはいきません。お腹が常に満たされた状態だと、ある意味”余分な”ことまでウジウジ考え始める気がしますね。

 

だからこそ、

 

その場で解決できる悩みや、不快感以外はなるべく持たないようにする。

それが、ファスティング中に気づいた、気分良く毎日を過ごすポイントです。

 

そういう意味で言うなら、今後のメンタルケアのひとつの方法として「できるだけ飽食しない」という選択肢は大いにアリだと思うのです。

 

「過敏性大腸症候群」は改善できたか?

わたしは、便秘を一度も経験したことがありません。なぜなら、ちょっとした食べすぎや冷え、食べる時間などですぐにお腹を下してしまう体質だからです。

 

特に、うどんやパンなどを多めに食べた時にはかならずお腹をこわすため、腸壁にマクロレベルの穴が無数に空いてしまう「リーキーガット症候群」なのではないかと疑っていました。

 

テニスプレイヤーのジョコビッチ氏の書籍を読んで実践してみようかと考えたことはありますが、いかんせん「グルテンフリー生活」のハードルは高すぎる。。

育ち盛りのこどもがいる家庭で、いきなり食卓から小麦製品をなくすことなど、ムリもいいところですww

 

そんなわけで、選択肢といえば「ビオスリー」というプロバイオティクスを服用し、「イヌリン」という食物繊維を摂取することで腸活するぐらいしかありませんでした。

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あとは「出勤日の朝はパン類を食べずに出かける」というルールともいえない禁忌のみ(笑。

 

それでは、ファスティングを終えて丸2日経った感想はどうなのかといえば。。

まだ、食べすぎたり冷えたりしてお腹をこわす場面はありません。

 

これは、習慣的な暴飲暴食とも関係ありますから、正確に言えば「お腹をこわすような食習慣に戻さない」ことが大事だと思います。

 

ただ、夜勤入りの今朝の朝食にトーストを食べたものの、お腹をこわすことはありませんでした。今後は、リセットされた状態をいかに持続するかが問われそうですね。

 

ファスティングを経て「食習慣」はどう変わったのか?

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夜勤中の食事風景。今のところ、和食冷凍食品が強し(笑。
水を意識的に飲むようになった。

一番意識が変わった点は、「水を意識的に飲むようになった」ことですね。

 

ファスティング中は酵素ドリンクを飲むわけですが、それとは別に2リットルのミネラルウォーターを飲むことが推奨されます。

 

ところが、わたしはふだんから水をそのまま飲む習慣がなかったんですね。お茶でなら水分を摂るけれども、水を飲むことはほとんどありませんでした。

 

ですが、お茶とミネラルウォーターで摂る水分はやはり別物。

消化吸収のいらないミネラルウォーターをどんどん飲むことは、ウォータースライダーの水のようにスムーズな循環を手助けしてくれるというわけです。

 

また、仕事中はついつい甘いものを選んでしまうわたしですが、ファスティング後は清涼飲料水を注意深く避けるようになりました。

 

必要のない糖分は、水分で摂らない。

 

それを心がけるだけでも、カラダの不調の原因のひとつは確実に取り除かれる気がします。

以前はカ○ピスソーダや午○ティーをがぶ飲みしていたわたしが言うのですから、これは間違いありません(笑。

 

”和食に近いもの”を選ぶ安心感。

また、食べ物に関しては、できるだけ”余分な”ものが含まれていない食品を選ぼうとすれば、

和食に近づくことは間違いありません。

 

そんなわけで、職場近くで愛用しているセブンイレブンで購入する夜勤明けの朝食も、しばらくはおにぎり類+みそ汁が定番になりそうです。

 

ちなみに、写真では写っていませんが、今夜のおやつは串団子を選びました。

これも、脂肪分や余計な添加物の少ない選択肢を選んだ結果です。

 

”眠気覚ましのコーヒー”はいらなかった。

わたしは普段、夜勤中に最低2〜3杯はブラックコーヒーを飲みます。

なにしろ、18時間近い長丁場を夜通し起きているわけですから、コーヒーがないと話にならない。そう思い込んでいました。

 

ファスティングでは、準備段階からカフェインを減らし、期間中は一切のカフェインを摂りません。それによって最初は頭がぼんやりしますし、頭痛が出る人までいるらしいです。

 

ファスティング後、せっかくカフェインレスで耐えたのだからとコーヒーを飲まずに夜勤を過ごしてみたのですが。。

覚醒に本当に必要なのは、コーヒーじゃなかった ということがわかりました。

 

なぜって。コーヒーを飲むと、焼き菓子やらチョコレートが欲しくなりますよね?

相性バツグンではあるけれど、消化に負担がかかり、かえってだるくなるものです。

 

コーヒーだけ飲む場合も、覚醒目的だと結果としてカラダが疲れてしまいます。

だからこそ、カフェインが切れると次のカフェインを摂りたくなるわけですねw

 

それよりも、消化に負担のかからないものを選んで飲み食いするほうが、よほど覚醒目的の理にかなっていると気づいたのです✨

 

まとめ

さてさて。2日間にわたり下記の5項目で検証してきた3日間ファスティング後の成果ですが、いかがだったでしょうか?

  1. じんましんの改善
  2. 腰痛&首コリの改善
  3. メンタルの改善
  4. 過敏性大腸症候群の改善
  5. 食生活の改善

一番シンプルな感想を言えば、3日間のファスティングを体験したことで生活に「軸」が生まれたのを感じています。

 

その軸とは何かといえば、ふだんは沢山の選択肢に翻弄されている自分に気づいた上で、「今、自分のために何を選ぶべきか?」という基準で選べるようになった、ということです✨

 

たとえば、コンビニで夜食ひとつ選ぶにしても、以前のわたしは「あれもこれも」と目移りして、結局買いすぎてしまうことがよくありました。

それがファスティング後は、ちょっと足りない程度の”本当に食べたいもの”を選べるようになったのを感じています。

 

あんなに好きだったスイーツも、糖分たっぷりのドリンク類も「ま、いつでも飲めるから今度にしとくか!」と判断している自分に驚いています(笑。

 

また、これまでのように「足りなかったら、困る!」ではなく、「足りなかったら、腹が空くのを感じてみるか♫」に変わってきた。この差は大きいですよね。

 

そうです。足りなくても焦る必要はまったくなかったのです。

なにしろ、新しいものは出した後でなければ入ってこないのですから✨

 

みなさんも「いま必要なもの」を見極めるために、一度ファスティングにチャレンジしてみませんか?

 

それでは今日はこの辺で。

たろけんでした😊