精神科ではたらくフリーライターのブログ

閉鎖病棟の看護助手兼フリーライターが日夜カラダを張ってお届けする、メンタルヘルスのお役立ち情報です。

考えて、つくって、あそぶ。子どもの脳がフル回転する、「Robotime」の木工玩具。

工作好きの小1の息子に、輪ゴム弾の木製ショットガンをつくらせてみた。

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たろけんです。

わが家の息子は小学校1年生なのですが、とにかく工作が大好き。

 

トイレットペーパーの芯やら梱包材のシート、卵のプラケース、お菓子の入っていた空き箱まで、なんでも工作の材料にほしがります。

 

そしてどうやら、「ピタゴラスイッチ」的な装置を一人で作り上げるのが理想の様子。

 

そんな息子の誕生日プレゼントに何を贈ろうかと考えたのですが、やはり工作好きの子には自分でつくって遊べるものがいいという結論になりました。

 

  

「あそべる模型」づくりの最適解を発見!

 

そこで、「あそべる模型」をキーワードに色々と調べた結果、たどりついたのがこの「Robotime」の木工模型シリーズ。以前、どこぞのデパートで実物が置いてあるのを見て気になっていたものでした。

 

実は、こちらのパチンコ玉コースターの方がずっと「ピタゴラスイッチ」的なのでチャレンジさせたかったのですが、今回はなにしろ初の試み。

 

より男子が好きそう&できるだけシンプルな製作工程から、こちらの「ショットガン」を選ぶことにしました。

 

模型を組み上げるのに、接着剤も工具も必要ないとの事前情報がありがたかったですね。

 

ところが、どうやら説明書はわかりやすい図解が基本らしいのですが、説明は英語らしい。。

 

この点だけがちょっぴり不満&不安。これでは、最初から最後まで自分の力で、というわけにはいきません。。

 

まあ、モノは良さそうなのでイザとなったら手伝ってやるかな〜と。

 さてさて。一体、どんなものが届くのだろうとドキドキ。

 

レーザーで合板を切り抜く、加工精度に驚き

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意外にも、スイスイ作り進めていく。。

いざ制作しはじめたのを見てまず驚かされたのが、各種材料パーツの加工精度の高さ。

 

合板のプレートをレーザーで打ち抜いた部品を取り外して使うのですが、「パリッ」と気持ちよく手ではがすことが出来ます。

 

また、模様や文字などの非常に細かい装飾も、レーザーで表面を焦がすような形で施され、精緻な技術が使われていることがわかります。

 

また、予想以上にイラスト+パーツ番号だけ見れば正確に組み上げられることにも驚きです。

 

その証拠に、小学校1年生の息子は、英語の説明など全く気にしないでずんずん作り進めていきます。

 

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確かに、英語の説明を読まなくても理解できる。

 

⚠いくつかの注意点をお知らせ

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壊れやすいと知ったパーツを、慎重に扱うように。

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ここまで見てくるとパーフェクトに見えるのですが、メーカーさんにもう少し頑張ってほしい点もいくつか存在します。

 

  1. 取り扱いに注意が必要な、壊れやすい部品がある
  2. 子どもの指の力では押し込めないパーツが複数ある
  3. 子どもの好奇心を満たす「可動部」の説明がほしい

 

1. についてですが、上の写真のような、細かいスリットが入った「たわませて使う」パーツは非常にちぎれやすいです。子どもとわたしとで一個ずつダメにしてしまいましたw

 

ただ、このメーカーの非常に気の利いている点は、破損しやすいパーツを予備として複数つけてくれているところ。

 

なので、よほど不器用でもない限り、予備をすべてダメにして未完で終わる、ということはないでしょう。

 

2.は、最も制作難易度に関わってきますね。ちなみに、小1の息子の壁はここにありました。

工具を必要としない分、グッと大人の力で押し込まないと入らない。

 

そのため、途中から二人三脚で制作を進めましたが、これはかえって親子工作教室みたいでたのしく、いい思い出になりました

 

「パパ、すごーい!」が聞きたい方には、途中から助っ人参加することを特におすすめします(笑。

 

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このあたりの構造を一番見せてやりたいのだけれど。。惜しい!

 

3.については、工作好きの子どもに伝えてやりたいことに「モノが動くしくみ」があります。

こういう子どもは、バネとか歯車を見ると、それがどうやって動くのかワクワクするもの。

 

その点、ショットガンの仕組みの醍醐味ともいえる、「引き金」と「レシーバーフック」「フォアエンド(銃身の下部にある可動パーツ)」が連動する様を伝えるイラストがほしかったなぁ。。と。

 

制作を進めていく途中で、この部分が見えなくなってしまうため、完成しないとうまく機能するかわからない点が実に惜しい!

 

構造イラストさえあれば、知的な好奇心を満たしてやる点で文句なしのデキでしたね!

 

ゴム弾を装填した後の「カシャン!」と鳴るギミックが秀逸

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銃身下部の四角い可動パーツがフォアエンド。いい仕事してます。

遊ぶためのゴム弾なら、くさるほどついてきます(笑。

単なる長めの輪ゴムなのですが、推奨されているのは2本同時にひっかけて発射すること。

 

銃身の先頭のフックに輪ゴムの端をかけたら、レシーバーフックにもう片側をかける。そこから左手(左利きの場合は右手)でフォアエンドを手前に引くと。。

 

「カシャン!」と小気味いい音を立てて輪ゴムにテンションがかかります。

この一連の動作とギミックが実にいい。

 

息子がフォアエンドを「カシャン!」と鳴らすたびにニンマリと笑うのもわかります。

 

こんな完成度の高いおもちゃが、3,000円ちょっとで手に入るとは。いやはや、いい時代に生まれてきたな、息子よ。。

 

あとはひたすら撃つべし。

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”インテリア映え”する子どものおもちゃって、なかなかない。

 

兵隊さんのターゲットが5名いらっしゃいますので、あとは狙いを定めてひたすら撃たせてあげましょう。こういうの、ホント男の子は嬉々としてしてやりますね。

 

まぁ、なかなか当たらないのがまた面白いんですけど(笑。

 

遊ばない時はインテリアとしてもたのしめる優秀さ。小3の娘も、このシリーズのおもちゃをパパと一緒に作りたい!とおねだりし始めました。

 

この分だと、早くも次の模型に手を出しそうな予感です。。(笑。

 

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それでは今日はこの辺で。

たろけんでした😊