精神科ではたらくフリーライターのブログ

閉鎖病棟の看護助手兼フリーライターが日夜カラダを張ってお届けする、メンタルヘルスのお役立ち情報です。

これって【過敏性腸症候群】かも。。朝食を食べると職場までのトイレが不安なあなたへ。

「プロバイオティクス」と「水溶性食物繊維」のコンボが効く!!

 

「下痢腹持ち」は精神的な問題なのか?

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 朝から食欲はあるんだけど、外出前にごはんを食べるとトイレが不安で仕方ない。そんな経験のある方に、今回は効果テキメンの情報です😊

 

世に便秘で悩まれている方向けの情報は多いものの、下痢腹を抱えて悩んでいる方への情報って意外と少ないですよね。

 

それはテレビCMを中心に、製薬会社や食品会社の商品広告が根っこにあるから。

 

便秘で悩まれている方は女性に多く、なおかつ購買力の高いダイエッター層とかぶっています。つまり、市場規模が「下痢腹派」よりもはるかに大きいんですね。

 

また、便秘がちな場合は精神的な問題だと言われないのに、下痢腹を持っている場合は「神経質だから」「気が弱い」などと他人から思われがち。

 

そんな決めつけって、ハッキリ言って癪ですよね?笑

 

トイレを気にして朝食を控えるなんてイヤだ!

 

とはいえ現実問題、いつになったら出るんだろうと悩むより、「間に合わないかもしれない」という不安の方がよりメンタルに悪影響を与えるのは間違いありません。

 

精神科でよく使う用語に「予期不安」という言葉がありますが、まさにそれ。

 

最悪の事態に備えようとするあまり、起こりもしないうちから不安にさいなまれる。

 

そうして、いつの間にか様々な行動に悪影響が出るようになっていくのです。

 

かくいうわたしも、子どもの頃から活発すぎる腸内活動に恐れをなしてきた人間。

便秘は生まれてこの方一度もないけれど、下ったことは数しれず、といった具合です。

 

なにしろ、朝起きただけですぐに便意がやってきますからw

 

ふつうは水を飲むなり、朝食を摂るなりして腸が蠕動運動をはじめ、その結果として便が押し出されてくるもの。

 

朝に水一杯のんで便が出るだけでも相当優秀な腸ですが、起きただけで出るレベルまで来ると、われながら呆れます笑。

 

また、冷え性でもあるため、冬などにカラダを冷やすとすぐにお腹をこわします。

いつもよりちょっと多く食べすぎたな、という時も腹を下し、辛いものをたくさん食べても下します。

 

下りの速さでいったら、もはやボブスレークラス✨

 

そのため、家にこもっている日はいいものの、勤務や用事で外出する日の朝は慎重にトイレ計画を立てなければなりません。

 

なにしろ、腹をくだしやすい反面、食欲だけは立派なもの。

朝食を抜けばトイレの不安はグッと減るのですが、毎日のこととなるとやっぱり食べたいわけで。。

  

「下痢の原因」を探っただけでは、解決につながらない。

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それならと、下痢をする原因を徹底的に調べてみたこともあります。その結果、わたしのような腸の持ち主は、病院の内科では「過敏性腸症候群」と診断されることがわかりました。

 

これは、大腸には病気などの異常がみつからないのに便通異常がある状態。つまり、「理由はよくわからないけどすぐにお腹を下す人」を言い換えただけですね笑。

 

また、これを「ストレスが原因」などと心因性の症状のように紹介しているものもありますが、悩める側からしたらハッキリいって眉唾モノです。よくわからないものを「とりあえず精神的な問題」にするのは怠惰でしかありません。

 

大体、ストレスを感じていない現代人などいやしません。誰もが当てはまる条件を理由にされたのでは、もはや血液型占いレベル。

医療現場においてエビデンスなど必要なくなってしまいます。

 

そこで本質的な「原因」の部分を求めていったところ思い当たったのが、近年話題の「リーキーガット症候群」でした。

 

これはカンタンに言えば、小麦製品に含まれるグルテンや乳製品に含まれるカゼインといった物質のせいで腸壁にマイクロレベルの穴が開いてしまうというもの。

 

アレルギーを始めとするさまざまな不調の隠れた原因かもしれないと注目を集め、プロテニスのトッププレイヤーであるジョコビッチ選手の著作「ジョコビッチの生まれ変わる食事」

などで一般にもその名が知られるようになりました。

 

それなら、グルテンフリーダイエットを始めるべきか?という話になりますが、これは長期的な目線で考えれば現実的ではありません。

 

なぜなら、ジョコビッチ選手のような徹底した食生活は、大金を投じた栄養管理チームが支えているものであり、重篤なアレルギーでもない限り、そこまで食生活に気を遣えないからです。

 

かくして、食生活は現状維持となり、やがて外出時のトイレの場所とその混雑状況を気にする日常へと帰っていくことになりました。。

 

『最高の体調』が教えてくれた黄金のコンビネーション

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もちろん、「腸活」なる言葉が使われる以前から「腸内フローラ」の大切さを頭ではわかっていました。

お腹を下しやすいのは腸内フローラのバランスが悪玉菌優位に傾いている証拠。まさにそのとおりだと思います。

 

そこで2年ほど前に善玉菌を増やすプロバイオティクスのサプリとして「ザ・ガードコーワ」を服用し始めました。

 

 ところが、しばらく続けて「調子がよくなってきたかな?」と思ったところでまたお腹を下す。

そんな繰り返しだったため、服用のタイミングも「思い出したら」程度になっていました。

 

転機をもたらしたのは、一冊の本との出会いでした。

 

鈴木 祐著『最高の体調』最高の体調 100の科学的メソッドと40の体験的スキルから編み (ACTIVE HEALTH) [ 鈴木祐 ]に、

 

腸をととのえるには、プロバイオティクスサプリと水溶性食物繊維の併用が大事だと書かれていたのです。

 

理由はシンプルそのもの。

 

善玉菌を腸に送り込むためにプロバイオティクスサプリを飲んでも、そこに彼らの餌がなければ活動することができません。

そして、その餌こそが水溶性食物繊維なのですね。

 

つまり、兵隊と彼らの食料を一緒に戦地へ送り込むイメージです。腹が減っては戦ができぬのは、善玉菌とて同様、というわけです。

 

知ってみると「なーんだ、そんなことか」になりますが、これは実に理にかなっています。

 

なぜなら、わたしを含めて腸内フローラの乱れた人は、必ず食生活が乱れています。

糖分の摂りすぎや、添加物の摂りすぎ、そして間食の摂りすぎ。

 

これは腸にとって「悪玉菌の餌」ばかりが送り込まれてくるのと一緒。

 

だからプロバイオティクスだけを飲んでも効果がイマイチだったわけです。

 

 

下痢腹がピタリと止まった!!

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そこで心機一転、毎日9錠のザ・ガードコーワを水溶性食物繊維「イヌリン」を溶かした水で飲む。

そんな生活をたった数日続けただけで、下痢腹がピタリと収まったのです!

 

もちろん、最初の1ヶ月は暴飲暴食時やカラダを冷やした日に数回下しましたが、3ヶ月目に突入した今は、最後にお腹を下したのがいつだったのか、もはや思い出せないほどです。

 

また、長く続けるにはコスパの高さが必須ですが、この2つはその点に関しても超優秀✨

 

ザ・ガードコーワは一ヶ月毎日飲み続けても月に1,400円ほど。イヌリンに至っては、一ヶ月続けてもわずか400円ほどしかかかりません。

 

月額1,800円なら、一日わずか60円で腸内フローラを強化し、免疫力をアップさせ、下痢腹ともオサラバできる一石三鳥。

 

いや、下痢腹どころか便秘の方にも同じ効果があることは間違いありません。

 

問題はお腹を下すか下さないかではなく、理想的な腸内バランスを実現する点にあるのですから。

 

そんなわけで、世界を挙げてコロナウィルスと闘っている今、プロバイオティクス+水溶性食物繊維の組み合わせは個人の免疫アップの最強の味方となってくれることでしょう✨

 

この知識があなたのお役に立つことを願って。

たろけんでした😊!