精神科ではたらくフリーライターのブログ

閉鎖病棟の看護助手兼フリーライターが日夜カラダを張ってお届けする、メンタルヘルスのお役立ち情報です。

ポイントは、女性の"美意識"への歩み寄り。【身だしなみの最適解】男のムダ毛処理編

 男女で”ムダ”の感覚がずれる理由は、美意識の差。

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女性が8割の職場で、10年間ノートラブルで働いているたろけんです😊

今日は身だしなみの最適解、男のムダ毛処理編にいってみたいと思います!

 

看護職に就いていると女性のホンネを聞く機会がとても多いのですが、その際に良く耳にするのが、男性の”毛”の話なんですね。

 

薄毛の”バーコード処理”に対する手厳しいコメントや、眉毛や鼻毛の飛び出し、濃いすね毛への嫌悪感など。まさに女性は、「ムダ毛評論家」です笑

 

でも、身だしなみに対する意識が高いからこそ、看護師さんは患者さんの身の回りのお世話をかいがいしくできるとも言えるわけです。気にならなかったらそのまま放置、となりますからね。

 

ムダ毛の定義とは?

ムダ毛が発生するのは「意識」が届いていないため

気にならないからそのまま放置。これはすべての身だしなみに共通する、NGパターンです。

 

先日の記事で、身だしなみの基本は、他者の視点を導入して「意識の死角」を消すことだとお伝えしましたね。

www.mental-hpk.com

 

そこでまずは、「ムダ毛」に対する男女の意識の違いを見てみましょう。

 

貝印が10代〜30代の男女2,818名を対象におこなった調査によると、女性は早くも小学生の時点で60%を超える方がムダ毛を気にし始めていることがわかっています。

対して男性の場合、その時点でわずか21%しかムダ毛を意識していない。

 

スタート時点で女性の方が3倍もムダ毛への関心と意識が高いことがわかります。

 

つまり、男のムダ毛が指摘されたりドン引きされる原因は、男がムダ毛をムダ毛として認識できていないため。

 

たしかに、認識できないものは対処のしようがありませんよね。。笑

 

整っていればムダ毛ではない。

とはいえ、ムダ毛への意識が低いことに加え、女性よりも毛が多い&太いのが男の常。

それらを日々、彼女たちの美意識をクリアするレベルで維持し続けるのは大変なことです。

 

そこで、男のムダ毛処理の最適解を先に述べたいと思います。

 

それは、整ってさえいれば、ムダ毛ではない。

ということ。

 

胸毛が濃かろうが、腕が毛むくじゃらだろうが、脱毛サロンでいきなりスベスベになる必要はありません。

 

なぜなら、男の毛を嫌がっている女性たちは”毛”の存在そのものを嫌がっているのではなく、整えずに放置されている状態を嫌がっているからです。

 

そこで何をすればいいのかが見えてきますね😊

 

それは、カラダの各部位で

 

  1. 毛を「すべて取り除く」場所を決める
  2. 毛の「長さを整える」場所を決める
  3. 毛の「デザインを整える」場所を決める

ということです。

 

1に関しては、存在しているだけでみっともない「一本だけ伸びている毛」や「いっそ全部剃ったら?」と思われている毛であり、

 

2は、必要だけど、ボサボサなのはやめてほしい毛。

 

3は、場合によっては美意識すらアピールできる毛です笑。

 

以上の3項目を意識しながら、カラダのムダ毛処理を一緒に考えていきましょう✨

 

髭を整える

T字カミソリのシェービングがベスト

好印象を得る意味でも、よほど髭が濃くて「似合う!」と褒められる人以外、ヘタに伸ばさないことをオススメします。

 

自分で「似合う」とか「ワイルド」だと思っていても、実は正反対の評価であることがほとんど笑。特に女性の場合、自分にないものは完成度が高くなければ受け入れません。

 

考えられる理由としては、上述の1から3の項目すべてに該当する、難しい部位だからです。

 

うまくいけば、他の男にはない魅力をアピールできる3の要素がありながら、大抵の場合はデザインできるほど「濃くない」とか「部分的に生えていない」のが現実。

 

その結果、「ただ生えているだけ」「思いつきでのばしてみた」という無精髭の延長のイメージになってしまうのです。

 

 そこで、計画性と美意識をもって髭を管理し続けられる人以外は、1の全剃りを選択しましょう。

 

シェービングには少し手間がかかっても、肌にやさしく深剃りできる5枚刃のT字カミソリとシェービングフォームを使います。

 

筆者のオススメは、顔のカーブに沿ってヘッドが曲がる、フレックスボール搭載の「ジレットフュージョンプログライド」。特に逆剃り時のカット&出血が防げるのでとても快適です✨

 

 また、T字カミソリが苦手な方は、ひげ剃り後のヒリヒリを気にするもの。せっけん等で代用せず、肌を保護する成分が入ったシェービングフォームをかならず使いましょう。

 

筆者の愛用品は、シックのシェービングフォーム。泡タイプのものを使ってから、その肌当たりのやさしさに手放せなくなりました😊

ジェルタイプよりも少ない量で剃れるため、コスパがとてもいいのが特徴です✨

 

ひげ剃り後には肌を保護するために化粧水を使います。習慣にしたいのが毛穴の引き締めと保湿の2段階方式。

 

オススメしたいのがシーブリーズでキリッと肌を引き締めつつ、仕上げに無印の化粧水で保湿をする高コスパの組み合わせ。両者共に実にいい仕事をします✨

 

 

 なにしろ、見た目のサッパリ感でいえば、やはりT字カミソリにまさるものはありません✨

 

電動シェーバーを使ってから出勤したある朝、仲の良い看護師さんから「あ、今日は手を抜きましたね〜?」と指摘されたことがあり、「うわ、こえー!」と感じました笑。

 

逆にいうと丁寧に身だしなみを整えた日には、キチンと評価されている、ということです😊

 

コンパクトな電動シェーバーを持ち歩く

特に髭の濃い方の場合、朝のひげ剃りだけでは青々としてくる場合もあるでしょう。

その場合は、昼休みなどに5分ほど時間をとり、半日でのびた分を剃りましょう。

 

その際にはT字カミソリでは大変なので、ポケットタイプの電気シェーバーが便利です。

 

筆者が夜勤明けの朝に使用しているのが、こちらのロゼンスターの3枚刃もの。ヨドバシカメラの店員に「出張用に」とオススメされて購入したのですが、これが驚くほど剃れるスグレモノでした✨

 

 単三電池2本で駆動するため、充電を気にする必要はありません。何より、本体が小さく軽いため、サッと取り出す気になるのです。

 

夜勤明けの身だしなみって、ホント個人差が出るんですよねえ。。。笑

そして、そういう時の気のゆるみこそ、女性はしっかりとチェックしているのですww

 

 

 マスク必須時代の盲点は「もみあげの乱れ」

 

仕事柄、以前から気づいていたのがマスク着用時に、もみあげが乱れているとダサいということ。

 

どんなにヘアスタイルに気をつけていても、マスクのゴムでもみあげがグシャグシャになっていては台なしです。しかも、汗をかいた日などは一層悲惨な見た目になるので要注意!

 

そこでオススメしたいのが、伸びてきたもみあげのセルフカット。以下の手順でカンタンに長さを整えることができます。

 

  1.  もみあげを水で軽くぬらす。
  2. 平らなコームで耳から頬側へもみあげの毛を流す
  3. ハサミを下から上に向け、もみあげラインからはみ出した分をカット。
  4. コームで耳側にもみあげを流し、もみあげラインからはみだした分をカット。

 

たったこれだけのことで、マスクのゴムひもに蹴散らされる「モッサリもみあげ」を回避できます✨

 

これは上述2の、「長さを整える」に該当する毛ですが、慣れてきたらバリカンを細かく調整して上述3の「デザインもみあげ」にステップアップすることもできます。

 

やるたびどんどんキレイにカットできるようになるので、まずは恐れずにチャレンジを😊

 

 

 

眉のムダ毛はフェリエで整える

眉を整えている男性、一般化しましたよね。ただ、今だに整えすぎて細眉になっている人も目立ちます。 これは、上述3の「過剰なデザイン眉」による失敗ですね。

 

眉上の毛をスッパリ剃り落としてしまうと、どうしても不自然さが目立ち、アウトラインを修正しようとしてさらに取り返しのつかないことになってしまいます。。w

 

眉を整える時はあくまで、まぶたに生えている毛と、眉上部から離れて生えている部分だけをカットするようにしましょう。

 

その際、美容家電で定評のあるパナソニックのフェリエをオススメします。

これ一本あるだけで、眉だけでなくうぶ毛の処理、指や手の甲の毛など、あらゆる場所に使えるのでお得なのです✨

 

10年前には女性用モデルしかなかったものの、さすがにメンズ美容市場が拡大しているためでしょう。男性でも違和感のないモデルがラインナップされています。

 

 

 また、眉毛の長さを調節する時は、もみあげで使ったコーム&ハサミのセットが活躍します✨以下の手順で、あくまでも長く伸びた眉毛だけをカットするようにしてくださいね。

 

それが、男性らしい精悍さを残しつつ、デザインされた眉を整えるポイントです。

 

  1. コームで眉毛の流れを整える(目頭から目尻方向へ)
  2. コームを眉に当て、長く飛び出した眉をカット
  3. 眉根の毛がまばらな場合は、毛抜きで抜いてラインを整える

 

以上になります。

 

  

鼻毛は2つの方法で取り除く

言うまでもありませんが、鼻毛の飛び出しは致命的ミスです笑。

 

女性で鼻毛が飛び出ている方がいないのは、鼻毛が生えないからではなく、キチンとカットしているからですよ。

 

鼻毛が飛び出して見えてしまう原因は以下の2つ。

 

  1. 鼻の奥から伸びた毛がのぞいてしまう
  2. 鼻の入り口付近に生えた毛がのぞいてしまう

 

このうち、市販の鼻毛カッターが対応しているのは主に1のタイプの鼻毛。

 

2の入り口付近の毛は鼻毛カッターでは構造上うまく剃れないため、先述のフェリエで鼻の穴のラインに沿ってスーッと剃り落とすのがオススメです。

 

これでシャープな「美しい鼻孔」が演出できますよ✨笑

 

 

耳毛は有無をいわさず「毛抜き」で全抜きを。

はい。この世に必要な耳毛など、ただの一本も存在しません。

毎日鏡で確認して、一本でも見つけたらその都度毛抜きで引っこ抜いてください。

 

厄介なのは、鏡に映らない「耳穴のでっぱり部分」に内向きに生えた毛。

 

こちらは自分で見えないだけで、他人からはバッチリと目に入り「ゲ。。キモ!!」と思われます。

 

わたしは指先で確認して目視せずに毛抜きで処理していますが、めんどうな方はこれもフェリエで根こそぎ剃り落としてしまうのがいいでしょう。

 

忘れないように、鼻毛と耳毛の処理は同時におこなうようルーティン化することをオススメします😊

 

 

打ち合わせ中に見られている「指毛」の剛毛

 

なかなか直接耳にすることはないと思いますが、女性は男の「指毛」をひどくキライます笑

 

女性も処理している毛ではあるのですが、毛深い男のそれは「生理的許容量」を一撃で超えてしまうNGポイントのようです。

 

よく言われるように、男性が視覚的な生き物であるのに対し、女性は触覚的な生き物。

 

男性の指の評価を「触れられたいか、触れられたくないか」で厳密に選別しているため、打ち合わせ中にペンを持っている毛むくじゃらの指を見るとゾッとするのだそうです。

 

。。。なんともひどい話ではありますが、変えようのない事実です笑

 

そこでわれわれが対応すべきは、上述の1に当たる指毛の剃り落としです。

 

T字カミソリで行うと肌荒れにつながることがあるため、これもおなじみフェリエで全てなぎはらいます。

 

ついでに、手の甲のムダ毛も剃り落としてしまいましょう。

 

その際、腕時計をはめる手首の部分まで剃ることをオススメします。ここまでキレイになっていれば、多少の腕毛の濃さは「男性ならでは」として許容されるもの。

 

「なんで腕毛はよくて指毛がダメなんだ!」と食い下がらず、女性ならではの地雷ポイントを避けて男を上げましょう✨笑

 

 

「アンダーヘアをどこまで処理するか?」問題

「範囲」と「長さ」を整える

わたしはよくスパを利用するのですが、日本人はアンダーヘアをまったく処理していない男性がまだまだ多いですね。

 

対して欧米圏では「全処理」が当たり前だといいます。「清潔が保たれるから」という理由もさることながら、体臭が日本人よりも強めであることが一因かと思われます。

 

汗腺はニオイが発生する場所でもあり、ムダ毛が生えているとニオイをこもらせてしまうからですね。男女間のエチケットとしても、かなり重要なポイントですよね?

 

ただし、日本では文化としてあまり根付いていないのも事実。デザインのしすぎも少々滑稽な印象を与えてしまいます。

 

そこでオススメしたいのが、

 

  1. アンダーヘアの範囲を狭める
  2. アンダーヘアの長さを整える

 

この2つになります。

 

「なんとなく不潔」に見えてしまうアンダーヘアの生え方。それが、「範囲が不明瞭」な場合です。そのまま太ももの毛につながっていたり、おへそまでつづいていたり。

 

無精髭と同じことですね。

 

そこで、不自然に見えない範囲で今よりもアンダーヘアの範囲をひと回り狭めます。カンタンなのはT字カミソリを使う方法。気になるようであれば専用のアンダーヘアトリマーを用意してもいいでしょう。

 

より清潔感を出すためにも、まばらに生えた太ももの内側の毛や、おへそ付近の毛もスッパリ剃り落としてしまいましょう。

 

次に、毛の長さを揃えていきます。

 

カンタンなのは、手で長めに持って長過ぎる毛先を落としていく方法。これなら専用器具は必要ありません。

 

ただ、ヘアスタイルと同じで、毛足の短さと清潔感には、明確な関連性があります。

 

より短くして見た目も清潔度も上げたい場合は、専用のトリマーの使用をオススメします。

 

筆者がオススメするのは、「ヒートカッター」と呼ばれる毛先を熱でカットしてくれるトリマー。はさみやカミソリでカットすると、伸びはじめのチクチクが不快で処理をやめてしまう一因にもなるもの。

 

ところが、ヒートカッターの場合は毛先が熱で丸くカットされるため、チクチクが起こらないのです。

 

日々、アンダーヘアを人目に晒しながら撮影に励む男優さんたちも、清潔感と女優さんへの気遣いも兼ねて使用するというヒートカッター。まさにプロの七つ道具、イイですね✨

 

こういった商品の場合、女性のケアに一日の長があるため、ラインナップが少なかったりレビューの評価が低い場合は、あえて女性用のものを試してみることをオススメします。

 

筆者はそこまでショートカットにする必要性を感じていないのでまだ試していませんが、機会があればぜひレビューしたいと思います!

 

 

 すね、腕、脇、胸の毛は梳いてボリュームを減らす

 

最後は、腕と足、脇の下のムダ毛処理についてです。

 

これらは男にとって、全部なくすのもデザインするのも難しい毛ですね。

 

さらに言うと、脇毛は角度的な問題があるため、ヒートカッターの使用も難しい。

とはいえ、そのままハサミでカットすると猛烈にチクチクする部位でもあります。

 

そこで試していただきたいのが、ヘアカットでいう「梳きバサミ」的な機能をもったこちらのボディヘアトリマー。

 

筆者が去年の夏、ショートパンツを履くためにすね毛処理で導入した際に感動した商品です✨

 

毛の流れに逆らうようにスーッと動かすだけで、適度に毛量を減らしてくれます。両面づかいにより梳く際の密度を選ぶことができます。

 

これのおかげで、すね毛に関してはほとんど目立たないレベルにまで抑えることが出来ました😊

 

調子に乗って脇毛にもガンガン使ってみたところ、梳き過ぎたのか猛烈なチクチクに襲われたので、みなさんもどうぞお気をつけください。。ww

 

 

さて、だいぶ長くなりましたがいかがだったでしょうか?

ムダ毛の処理こそ、ムダな悪評を断つのに有効な方法といえます✨

 

しっかり習慣化して快適な日々をお過ごしくださいね。

 

それではまた。

たろけんでした!