精神科ではたらくフリーライターのブログ

閉鎖病棟の看護助手兼フリーライターが日夜カラダを張ってお届けする、メンタルヘルスのお役立ち情報です。

【コロナ対策と掃除】家庭でも使える!!”感染に強い病棟”を持続的に保つテクニック✨

「Dysonのコードレスクリーナー」にこそお金をかけたい理由とは?

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ライター仕事が入らなかった時期に、マンションの清掃会社で週6日バイトをしていた、たろけんです!😊

 

先日の記事では、ナイチンゲールの名著「看護覚え書」の知見を元に、空気清浄機を購入するよりも室内換気を十分におこなう方が優先度が高い、という記事を書きました✨

 

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そして本日は、バイト時代を含めて掃除ばかりしているわたくし たろけんが、

換気の効果をバツグンに高める掃除のテクニックについてご紹介したいと思います!

 

汚れたままの部屋を換気しても効果は低い

さて、フリーライターであるわたくしの精神科での職務は看護助手。読んで字のごとく、看護師さんのお手伝いがメイン業務になります。

 

看護師の業務はおもに医療行為ですが、わたしたちの仕事は「環境整備」といわれるもの。

 

カンタンに言えば、掃除、洗濯、入浴介助、排泄介助、食事介助、暴力の抑制、感染予防対策の実施など。

医療現場の清潔と安心を下支えする、なかなか大事なポジションなのです😊

 

足かけ10年もこの仕事をしていると、生活環境を清潔に保つことが病気の抑制だけでなく、メンタルの健康をいかに支えてくれるか、イヤというほど理解しています。

 

だからこそ、「看護覚え書」の”住居の健康”という章に目を止めた時、「うーん、ですよねぇ。。。」と伝説的な先達の指摘に、深い共感を覚えてしまったのです✨笑。

 

要約するなら、部屋を清潔にたもつ工夫や努力をせずに、換気や空気清浄機の使用をおこなっても効果は低いということ。

 

その理由は以下の通りです。

 

  • 絨毯やカーペットを敷いていると、ダニの繁殖やカビの発生につながる
  • 掃除をしていない窓ガラスやカーテンには、結露によるカビが発生する
  • 壁紙に付着したゴミやホコリが、カビやウィルスの繁殖を助ける
  • 家具などに積もったホコリの大半は有機物であるため、カビが繁殖してしまう

 

つまり、原因物質を取り除かずに空気だけケアしようとしても、イタチごっこでしかない。ということですね。

 

灯台もと暗し、とはまさにこのこと。

 

大半の家庭では、遠いお隣の国からやってくる黄砂やPM2.5などの脅威よりも、寝室のカーテン裏に発生している黒カビの方がよほど体調不良の原因になっているはずなのです。

 

そのため、「最新の空気清浄機を導入したから、これでヨシ!」と安心しきって何もしなくなるぐらいなら、導入しない方がマシなぐらいです笑。

 

「見通しのきく部屋」にする

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それでは、どんな点に気をつけてふだんの掃除を進めればいいのか、早速ご紹介していきましょう。

 まずは、そもそもの部分なのですが、ゴチャゴチャとものを置いた部屋が不潔になりやすい理由、わかるでしょうか?

 

それは、ホコリが溜まりやすいためですね。

 

精神科の病棟でも同じく、床に私物を置いた患者さんのベッド周りは高確率であっという間に不潔になっていきます。

 

溜まったホコリにやがてカビが生えるようになるからです。

 

ナイチンゲールが”住居の健康”の章で伝えたかった内容はまさにこの点にあります。

 

まずは、ホコリを堆積させるものは出来るだけ取り除き、掃除のしやすい環境を整える。

それこそが毎日の掃除を一番カンタンにしてくれるポイントといえます😊✨

 

過去記事でも書きましたが、だからこそふだんの整理整頓が生きてくるわけですね!

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目安は、パッと見渡した時に「見通しのきく部屋」にすること。

 具体的には以下のような内容になります。

 

「壁が多く見える部屋」をこころがける

これは盲点のひとつなのですが、壁沿いに本棚などの収納家具などをならべて収納スペースを多く取ろうとするほど、その裏にホコリを溜めてしまうんですね。

 

そして、ここに溜まったホコリが取り除かれることはまずありません。ふつうは重い家具を動かしてまで掃除する人はいませんからね笑。

すると、それらのホコリに有機物が堆積していき、やがてカビが生えるようになります。

 

手の届かないホコリとカビを発生させないため、収納スペースはできるだけコンパクトにまとめ、壁が多く見える部屋を心がけることをオススメします。

 

床の上にものを置かない

これは様々な片付けメソッドの基本に挙げられていますね。まさにその通りだと思います。

 

病棟で10年患者さんを観察してきた経験から言うと、ホコリが溜まりやすいこともさることながら、一番の問題は、イージーにものを増やす心理的な下地をつくることだと感じます。

 

床の上にものを置くタイプに限って、次から次にものを増やしていく傾向があるからです。

 

置き場所が決まっていないことはつまり、もののポジションと価値が頭の中で整理されていない証拠。

 

そうなるといつの間にか

 

とりあえずモノを置く→不要品の処分を怠る→空いてる床をまたモノで埋める

 

という方向へシフトしていくんですね、なぜか笑。

これがいわゆる、「汚部屋」の原点かと思われます。

 

つまり、「床の上にものを置かない」のはその逆を行うことを意味します。

 

ものの存在理由とその価値を、頭の中で整理し直すことでもあるのです✨

 

「なにもないテーブル」を目指す

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テーブルが大きいほど、アレコレ生活じみたものを置きたくなる。コレ、よほど気をつけていないとやっちゃいますよね?

 

「必要なものを、手の届く範囲に置いておきたいだけ。」

 

そんな言い訳がすぐに浮かんできますが、先程の例と同様、必要に見えるものが延々と増えていき、ついには必要なものが見えなくなることにもつながります。

 

わが家では、大きなダイニングテーブルの上にあるのはティッシュボックスと一輪挿しだけ。

 

これは、食事やお茶の時間、勉強、お絵かき、工作など、必要に応じていろんな場所になるテーブルを通じて、子どもたちに脳内の整理をしてほしいから。

 

いま必要なものは何なのか、必要のないものはどこにしまうべきなのか?

 

「広々としたテーブル」が一度彼らの原風景になれば、そうした思考回路は自然と鍛えられていくものなのです😊

 

もちろん、病棟のダイニングテーブルも必要な時以外、私物を置きっぱなしにすることは一切ありません。 これなら汚れがすぐに発見できる上に、掃除もカンタンです♫

 

 

「Dysonのコードレスクリーナー」にこそお金をかける

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閉鎖病棟で勤務するようになって最初のボーナスで購入した家電。それがDysonのコードレスクリーナー、DC35でした。

 

その理由は、「吸引力の持続」「手軽さ」こそが床面の清潔を持続するカギだと勤務で気づいたからです。

 

いわゆるキャニスタータイプの場合、取り出しと電源コードを引き出す手間だけでやる気が失せますw 

それに、本体とケーブルをずるずる引きずりながら行う掃除って、ちっとも気分が上がりませんよね?笑。

 

その点、Dysonのコードレスクリーナーは、クイックルワイパーを取り出す手間と変わらない感覚で使える超高性能クリーナー。スタイリッシュな見た目も、男が家事をしたくなる要素満載です笑。

 

つまり、サッと取り出して「ちょいがけ」したくなる心理的なハードルの低さこそが、清潔さを維持する一番のポイントなのです✨

 

Dyson以前は、「通販生活」が激推しするマキタのコードレスクリーナーを使っていましたが、半年も経たないうちに吸引力が哀しいほど低下。最後は米粒さえも吸えなくなりました。。笑

 

その時に気づいたことは、環境整備をしてくれる家電こそ、圧倒的な高性能のものを選ぶべき。という教訓。それがまさに、執拗ともいえるほど商品改良を繰り返すDysonに当てはまったのでした。

  

現在、わが家で2代目として使用しているV8は、旧モデルに比べてグッと静音化されたことに加え、ダストビンからゴミを出す手間がさらに減りました。

 

また、4種類のヘッドを交換して使用できるため、床面、ソファや布団、本棚、エアコンの吹出口など、汚れの種類と用途によって使い分けられます

 

地味な改良点ではありますが、各接続部の取り外しやすさと耐久性が向上しているのも、プチストレスの解消につながりますね✨

 

 

実際、空気清浄機に高いお金をかけるぐらいなら、原因物質を直接取り除いてくれる掃除機にお金をかける方がよりコスパも効果も高いと思うのです😊✨

 

もちろん、Dysonなら吸引性能は折り紙付き。いわゆる「謎の微粒子パウダー」がダストビンに大量に溜まっていくのですが、これぞひたすら吸引力にこだわる同社の面目躍如といった感じがします。

 

余談ですが、わが家では畳部屋にダニが大発生した直後にDysonのコードレスクリーナーを導入したのですが、MAXモードで繰り返し掃除機をかけた結果、誰もダニに刺されなくなりました。

 

ダニの発生原因は、人間の皮膚やフケ、食べこぼしなどをエサにするため。Dysonでエサを一掃したことで、ヤツらが繁殖できなくなったことを知ったよろこびはひとしおでした✨笑

 

 

 「床以外の掃除」にも力を入れてみる 

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さて、床の掃除機がけまではどこの家庭でも最低限やっていることでしょう。ですが、床の掃除からほんの一歩進むだけで「換気の効果」が一気に高まるのです✨

 

それでは早速、具体策を見ていきましょう。

 

シーズンごとにカーテンやソファカバーを洗濯する

 

 カーテンを最後に洗ったのって、いつでしょうか? 質問の答えが「半年以上前」だった場合、そのカーテンには黒カビが生えている可能性が高いですね。。笑

 

冬には室内外の気温差で、窓ガラスに結露が発生します。それをたっぷり吸水し続けるカーテンには、カビが発生しやすいのです。

 そして、梅雨時もいわずもがな。高温多湿な日本ではカビの発生は避けられないトラブルといえます。

 

とはいえ、その状態で部屋の換気をしたらどうなるでしょうか?部屋中にカビの胞子を拡散させているのと同じことになってしまうのです。

 

だからこそ、シーズンごと、年4回は洗濯機でカーテンを洗う。それだけで、見た目には変わらずとも空気は格段にキレイになっているはずです✨

 

また、ソファカバーを洗濯するのは、ソファー自体がイエダニの温床になりやすいため。ソファでものを食べる習慣のある家ならなおさらです。

 

風が吹けばダニの死骸が舞い上がり、ハウスダストアレルギー発症の原因になることもあるため、カーテンと同じタイミングできれいサッパリ洗濯したいものです😊

 

窓ガラスとサッシのカビを取り除く

 これも上記と同じ理屈ですね。結露を繰り返す窓ガラスにホコリがつくと、そのままガラス面にカビが発生してしまいます。

 

カビを取り除くのに使う洗剤は、固くしぼった雑巾に市販の「マイペット」数滴で十分。胞子の発生を抑え、はびこる菌糸を一旦物理的に破壊できればそれで目的は果たせます。

 

強力な洗剤で根こそぎ除菌までしようとすると、かえって体によくありません。

強度よりも頻度が大事なのです。

 

なんなら、たまに使い捨てのウェットティッシュでザッと怪しげな部分を拭うだけでもちゃんと効果はありますよ✨笑

 

ホコリの溜まりやすい「壁の四隅」を拭く

 家の中でも、病棟でも、壁の四隅はホコリが溜まりやすい場所。場合によってはクモが巣を張ってしまうことさえあります。放置しておくと吹き溜まりのようになり、見るのもイヤな場所にw

 

そうなる前に、定期的に壁の四隅を拭きそうじしましょう。これも、お湯につけて固く絞ったぞうきんで拭うだけでも十分です✨

 

お風呂に入れない時、熱いタオルで体をふくとサッパリしますよね?壁だっておなじです😊

なぜか、拭きそうじをしているこちらの気分まで良くなるというオマケつきです笑。

 

 水まわりの清潔には特に気をつける

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最後に、水回りの掃除をする際の注意点です。

 

手洗いうがいを頻繁にする今の時期、それだけ洗い落とされた汚れやウィルスなどが溜まりやすくなっています。

できれば次亜塩素酸水「ステリプロ」のようなスプレー製品を使い、一日に数回は水回りを消毒したいものです。

 

また、お風呂場やトイレ、キッチンなどの換気をする際、下水のイヤな匂いがパイプを通じて上がってくる場合があります。

 

これは、配管の通水がうまくいっていないことを教えてくれています。この状態で換気をすれば、汚れた空気が室内を満たしてしまいます。

 

水回りの水アカ、カビなどを洗い流すことはもちろんですが、定期的に「パイプフィニッシュ」のような洗剤を流すことで油脂よごれや髪の毛などによる配管の詰まりを避けられます。

 

配管は、詰まる前にケアすることが何よりも大事。

 

ご家庭でもぜひ参考にしてみてくださいね😊

 

 さてさて、ついつい「Dyson愛」がほとばしって長くなりましたが、いかがでしたでしょうか?笑

毎日のおそうじの工夫に、少しでもご参考になれば幸いです。

 

それではまた。

たろけんでした!