たった一週間で効果が定着してきた✨
さて。前回の施術後、「金のマグネット粒」を貼って7時間睡眠を取りました。
院長先生の話によれば、これで第一頸骨が再度アジャストメントされ、さらなる改善が現れるということになります。
2回の施術を経て明確に感じられる違いが一点ありました。それは、猫背の改善が定着してきているということ。
以前は、気を抜くと前かがみの姿勢になっていたわたしですが、人前に出るときはみっともないので出来るだけ姿勢を正すようにしていました。
ところが、気づいてみれば、人前に出てもそれほど姿勢を正す必要がないことに気づいたのです。これはつまり、気づかないうちに姿勢が変化してきていることを意味しています。
また、仕事中の腰痛に対する不安も格段に減ってきた感覚がありました。
以前も書いたとおり、これまでは足の疲れをケアすることで腰痛を緩和していたのですが、
院長先生の指摘により、施術後はマッサージやストレッチ、筋トレはすべて止めているのに腰痛が再発しないのはスゴいことです。。
加えて、前回感じていた不快感のうち、腕のしびれがほぼ起きなくなった点も忘れずに書いておく必要がありますね。
たった2回の「触れずに治す」施術でこれだけの変化を感じていたわけですから、第3回目の時点では肚をくくっていました。
「施術は院長先生にすべておまかせして、改善できるところまでしてもらおう」と。
そんなわけで、第3回目の施術の模様をお送りしたいと思います!
首のカーブの変化によって枕の高さを変える
さてさて。
結論から先に言いますと、第3回目の施術内容は2回目の施術とまったく同じです。
まずは体の可動域を確認し、変化を指摘されてから、再度「金の粒」を腕に貼ってもらう。実にシンプルです。
今回わたしが感じていた不調は、肩甲骨のちょっとした違和感と、施術の前日にふたたび首を寝違えたことでした。それ以外は、通院前にくらべて格段にラクになっていることを報告しました。
首の寝違えについて聞くと、院長先生はわたしを仰向けに寝かせて首の状態をチェック。それから、こんな指摘をされました。
「首の自然なカーブがだいぶ戻ってきた証拠ですね。今日からは枕の位置を少し上げてください。これまでの低さのままでは寝違えの原因になります。」
なんと、たった一週間で首のカーブが変化し、それにともなって枕の高さも変える必要があるというわけです。
首をいためる以前は、通販生活イチオシの「ファべ社のメディカル枕」を愛用していました。実は、受験勉強で首をいためた時にも愛用していましたので、2代目のメディカル枕です。
首をいためた時にはだいぶストレートネックになっていて、その状態ではメディカル枕では首を寝違える高さになっていたわけですね。
そこで、枕の高さを低くするために小さなクッションを枕代わりに使っていました。2回の施術を経て首はだいぶマシになったのですが、今度はそのままだとやはり首をいためるというわけです。
とはいえ、枕を買い換える必要はなく、タオルを重ねれば調整できるとのこと。高さの目安は、枕に頭をのせた時に「ホッとする感覚」があれば、そこがジャストな高さなのだとか。
これはバスタオルを使って早速やってみたいと思います。
(執筆時点で数日試してみましたが、寝違えは一度も起きていません。)
また、背中をみた院長先生は「前回よりもだいぶ背中の固さがマシになってきましたね。」
と言いました。
鏡越しに振り返って背中を見ると、自分でもハッキリとわかるほど盛り上がりが緩和しています。
これには、帰宅後に話を聞いた妻が背中を触ってみて仰天していました。
(「なにコレ、背中の筋肉がスゴい柔らかくなってる!!」だそうです。)
体のゆがみは「余計なこと」さえしなければ治る。
治療台で説明を受けている最中、何度も指摘されたことがあります。
それは、座った姿勢で太ももの上に両てのひらをのせ、グーッと伸びをするわたしのクセ。
「それをやると、体のゆがみが戻りますよ。」
完全に無意識でやっていたのですが、言われてみれば10分に一度ぐらいは確実にやっています。
本人は肩甲骨の違和感を解消するストレッチのつもりなのですが、こうした一方的な矯正の力をかけることで体は確実にゆがんでいくのだそう。まさに目からウロコでした。
「みなさん、良かれと思ってやっていることが体に悪いことを知らないんです。そういう動きは、介護の仕事でかかる負担よりもずっと深刻ですよ。」
そう言う先生に、パソコン作業で疲れた時の伸びや、筋肉をほぐす「フォームローラー」の使用について尋ねてみたところ、
「まだそんなことやっているんですか?」
と、イケハヤ氏のような調子で即却下されましたw
「体に対する見方が全然ちがうんですね。病院でも整体でもストレッチでも、すべてが対症療法です。そうではなく、全体のバランスを見ていかなければ意味がありません。」
ハッとするところがありました。
不調を感じる部分さえ取り除ければそれでいい。そんな風に短絡的に考えているからこそ、自分の体の使い方について無知のままなのかもしれないのです。
そして、それで満足しているならこんな「非常識な」治療院を訪ねる必要などないのですね。
これは、根本から考え方を改めなければいけないのかも。そんな風に感じました。
そんな様子を見透かしたように先生は言います。
「特別なことをする必要はなにもないんです。ただ、余計なことさえしなければ治る。それを誰もが知らずにいます。」
骨盤を立ててくれる、テンピュールのクッション
具体的にはどういうことなのかを聞いてみると、先生は近くにある椅子を指差して言いました。
「そこの椅子、ただのダイニングチェアです。このまま座ってパソコン作業をすれば、確実に背中がゆがみます。なぜなら、骨盤を立てて座れないから。
でも、こうやってテンピュールのクッションを置いて座れば、骨盤が立って正しい姿勢を保つことができる。そういう考え方が必要なんです。」
なるほど。。
背中を伸ばして座れば背中に負担はかからない。そんな常識自体が実は思い込みだったわけです。
骨盤を立てて座れば、ムリせず背骨を伸ばすことができる。
これは、ささいなようで大きな視点の転換です✨
「昇降式デスク」で一番自然なポジションを見つける
それでは机に関してはどうなのかと訊くと、今度は部屋の隅にあったキャスター付きの机をゴロゴロ転がして来てくれます。
「机で大切なことは、その人ごとに高さを合わせること。ガス昇降式のデスクを使えば姿勢による負担を減らすことができます。」
そう言ってサンワダイレクト製のデスクを激推ししてくれました笑。
治療院で使用しているものはちょっとオフィス臭が強すぎる真っ白なデスクだったので、わたしは天板に天然木を使ったものを検討中です。
ちょっと調べてみるだけでも、世間ではスタンディングデスクがメジャーになりつつあるんですね。鈴木祐の『最高の体調』で知って間もなかったわたしは少し驚きました。
小学校の教室からお仕着せの机と椅子を使うことに慣れっこになっていたため、知らず知らずのうちにモノに合わせて自分の体を使うクセがついていたようです。
ちょこっと利用だけなら全く問題はありませんが、ライターや受験生の子どもなど、長時間机の前に陣取る人たちは後々かならず不調が現れます。
自分も含めて、気づいた時にケアを始めるクセをつけたいものです。
イビキや「睡眠時無呼吸症候群」にまで効果が期待できる?!
話の途中、ふと思いついて理想の睡眠について訊いてみました。
すると、
「体にムリをかけない、不調が出た時に余計なことをしない。そのうえでキチンと睡眠が取れたら体調は元にもどります。」
そんな答えが返ってきました。
キチンと睡眠を取る、の中には枕の調整も当然入っているわけで。なかなか手間がかかりそうな気もしますが、ポイントは深い眠りに入ることでしょう。
その点、わたしは以前からイビキの大きさと「睡眠時無呼吸症候群」を妻から指摘されてきました。
スパで仮眠を取っていた時は施設のスタッフから「大丈夫ですか??」と突然起こされ、ビックリしたこともあります。
睡眠時無呼吸症候群は、見た目にもとても苦しそうに見える上、キチンと呼吸ができていないため疲れが取れないんですね。
睡眠時間を確保しても、質が低ければ疲労はたまる一方です。
その話を先生にしたところ、口を大きく開けてみるように言われました。中をのぞきこんでから一言。
「口腔内のスペースが広がっていますね。どちらの症状もだいぶ改善されているはずです。
お家に帰って朝、ご家族にきいてみるといいですよ。」と、またも驚きの発言が。
先生によると、睡眠時無呼吸症候群は舌根が沈下しているため、寝ている間に気道をふせいでしまうのだとか。
第一頸骨のアジャストメントによって舌根の位置も元にもどるため気道が確保され、イビキも無呼吸も起こらなくなる、というのです。
本当であれば、まさに革命的なことです✨
これはまたの機会に経過をお伝えしたいと思います。
それでは今回はこの辺で。
たろけんでした😊!