精神科ではたらくフリーライターのブログ

閉鎖病棟の看護助手兼フリーライターが日夜カラダを張ってお届けする、メンタルヘルスのお役立ち情報です。

え、猫背が治ってきてる。。!!体に触れずに治す【十全治療院レポート】第2回目

日々、”内部から”整体されている。。?!驚きの変化が。

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十全治療院の入っているビル@表参道

先日のこと。

 

マッサージ、整体、鍼と、いずれも効果のなかった首・肩の痛みに耐えかね、知る人ぞ知る「カイロプラクティック界の異端児」、(スミマセン、勝手に名づけましたw)十全治療院(@表参道)へとでかけました。

 

それがこの記事ですね。

www.mental-hpk.com

そして院長先生は筆者が10年通わないうちに、なんと「指一本ふれずに治療する」衝撃の治療スタイルに変貌していたことをお知らせしました。

 

 さてさて、それから1週間以上が経過。

 

その間、実にいろいろな体調の変化がありました。具体的にいうと、

 

  • 突如はげしい背中の痛みが襲い、一時間ほどつづく。(その後、跡形もなく消失。)
  • 施術後2日後に首を寝ちがえる。
  • 何度かお腹がゆるくなり、くだす。
  • 左前腕から指先にかけてしびれが出てくる。

うーん。ふつうに考えたら、けっこうな体調不良じゃないですか、これ?笑

 

施術による「好転反応」に関する注意書きこそもらっていたものの、口頭でそれほど丁寧な説明を受けたわけでもなく。

 

実際、「ホントに大丈夫なの??」という感覚がでてきたのが正直なところ。

 

そんなわけで、今回の通院ではそのあたりを充分に聞いてこようと決めていました。それでは早速、第2回目の施術の模様をお届けしたいと思います😊✨

 

わずか1週間で「猫背」と「ガニ股」が解消してきた!

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扉を開けると、白を基調にした広々と明るい空間が広がっています。

(そういえば、10年前の同院は、カーテンを閉め切っていた覚えが。。)

 

あいさつを済ませたら早速、前回からの変化を院長先生と確認します。

 

「O脚の膝の間が狭まっていますね。」

「肩の巻き込みがゆるやかになっています。」

 

などなど。

 

それと同時に、「背中の肉の盛り上がりがすごいですね」と指摘を受けました。

 

そうなのです。わたくし猫背であることは先述の通りなのですが、気づいてから20年近く背骨の両脇の肉が隆起しているのです。

 

「コレずっと気になっていたんですが、なんでしょう?」と訊くと、

 

「胸椎の骨(みぞおちの上あたり)が後ろにズレているため、肋骨が後ろに出ることでこうなります。背中の痛みはここからもきていますね。」との指摘でした。

 

続けて「以前、なにか事故に遭いませんでしたか?」と訊かれました。

 

そういえば。。

 

中学の頃、友人にふざけて正面から抱きつかれた際、胸骨のあたりが「ペキッ」と鳴り、ものすごく気持ちがわるくなったことがあるのです。

 

そのなんともいえない感覚はその後も数年残りましたが、気づいた時にはなくなっていました。いま振り返るとその「ペキッ」が、胸椎のズレに影響を与えていたのかもしれません。。

 

「これは治しておかないといけないですね。」

 院長先生にそう言われて、深く納得した次第です。

 

次に、横になった自分のつま先を見てビックリ仰天。いつもは「逆ハの字」にパタンと倒れてしまう足先がまっすぐ上を見て並んでいるじゃありませんか。。

 

「ええぇ。。。?!」

 

思わず声が出ましたよ、えぇ。

 

なにしろ、自分の足先のそんな「お行儀の良い姿」は見たことがありませんからね。

 

院長先生によると、これは骨盤を取り巻く筋肉がゆるんで骨が正しい位置に戻りつつある証拠なのだとか。つまり、ガニ股(股関節の捻転)が解消してきたというわけなのです。

 

小さな金属粒を腕に貼っただけでこれです。

にわかには信じられませんよね?笑。ですが、事実です。

 

他にも、今までなら猫背全開のだらーんとした姿勢のほうがラクだったのが、今はムリなく背筋が伸びてきたような気がします。

 

がんばって背中を伸ばしているのではなく、伸ばしているほうがラク、といった感覚。

 

まさに摩訶不思議です。。

 

そうこうしているうちに、いよいよ本日のメインイベント、「金の極小つぶ貼り」の時間がやってきました。

 

なに。。目が大きくなった?!

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この写真でサイズ感がおわかりでしょうか?ごまの粒よりもさらに小さいですね。

 

前回の施術は「銀の粒」だったのですが、今回は金。効能の違いはアジャストメント(調整)の所要時間なのだとか。前回は、粒を貼った状態で7時間睡眠を取り、その後は廃棄の指示。

 

今回は、3〜7時間で第一頸骨のアジャストメントが完了するのだとか。

 

貼った直後、早速変化が起きている箇所を指摘されます。

 

「唇の色が変わり始めましたね。血行が良くなってきました。」

「喉仏の位置が変わったの、わかりますか?右にねじれていたのが正面を向いている。」

 

正直言うと、院長先生ほど「微差の発見」に慣れていないわたしには、なかなかわかりづらい項目もあります。

 

ですが、次の指摘はわかりやすかったです。

 

「目が大きくなってきましたね。」

 

わたしは典型的な奥二重というやつで、夜勤明けもあって目が重たい感じになっていたんですね。それが、鏡を見るとはっきりとまぶたが上がって大きく見える。

 

これには、おおぉ〜。。!とうれしくなりました✨

 

説明ベタの天才職人

一通り説明を受けたあとで、こちらから先生に質問をしてみました。

 

「この治療は、皮膚に貼った金属粒がどのように作用しているんですか? 」

 

院長

「マグネットでできた粒が皮膚の神経に作用することで、第一頸骨の調整が行われます。」

 

「ん??? はぁ・・・。」

 

先生の説明があまりにもいろんなプロセスを飛ばし過ぎていて、「なるほど、そうですか!」とはなかなかいきません。。笑

 

そういえば、と思ってふと思い出したことを聞いてみました。

 

「10年前に伺ったときは、妻が足に金属粒を貼ってもらったのを覚えているんですが。。貼る場所の違いはなんですか?」

 

院長

「人によって手に貼ったり、足に貼ったりします。いわゆる経絡やツボに貼っているわけではありませんが、施術者はひと目見ただけで貼る場所がわからないといけないんです。」

 

「施術者は、といいますと、先生の他にも金属粒だけで頸骨のゆがみを治療されている方はいるのですか?」

 

「いえ、それはわたしだけです。」

 

ははぁん。。なるほど。

 

院長の言葉の選び方や話す雰囲気を見ながら、わたしは職業柄、彼の本質がだんだんわかってきました。

 

「この人きっと、天才職人タイプなんだな。」と。

 

つまり、わたしのような凡人とは発想から思考回路までまるで違うのだけれど、腕には絶対的な自信を持っているんですね。だからこそ、アンチは最初から寄せつけない雰囲気がある。

 

そして、天才的な変人(ほぼ同義語ですが)には往々にしてあることなのですが、凡人から質問をされてもこちらの何がわからないかが、わからない。

 

だから、一見するとトンチンカンな返答がかえってくるというわけです。

 

院長先生は紛れもなく熱心な勉強家であり、かつ実績も生み続けています。ですがその反面、おそろしいほど話しベタなんですよね。。

 

その印象が10年前からほとんど変わっていないこと自体、ある意味スゴいことではないですか?✨

 

唯一無二の腕は上がり続けているのに、コミュニケーション能力は変わらないまま。これはある意味、天才の証明みたいなものです。

 

とはいえ、この手の天才には不快にさせない程度に食いついていかないと真の意図を聞き出すことができません。

 

  そこで、先述の不調の原因について詳しくきいてみることにしました。

 

第一頸骨のゆがみが取れれば、脳の司令は正確に届く。

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まずは、激しい背中の痛み。これは予想していた通りでしたが、好転反応の一部であるようです。

 

「頸骨が元の位置に戻ると、毎日なにかしらの変化が起きていきます。感じることのできるもの、できないものがあります。痛みを伴う変化は消えますから、痛み止めは飲まないで様子をみてください。」

 

なるほど、なるほど。

 

少々の痛みが生じても動じることなかれ、ということですね。「痛みは消える」と言い切ってもらっただけあり、安心感があります😊

 

次に、首の寝違え。これは、首ではなく背骨全体が変化していることが原因なのだそう。

 

「たとえば首を左右に回す時、動いているのは首だけではありません。正確にいうと、腰のあたりの骨まで連動して動いているんです。対策としては、枕の高さを低くしてください。」

 

首が緊張しないぐらいの高さまで低くすることで、寝違えを未然に防ぐことができるのだとか。

 

次はお腹のゆるみ。

 

「第一頸骨の位置が戻れば、脳から体への指示が正確に届くようになります。こうなると、影響があるのは骨や筋肉だけではありません。内蔵の調子も整ってきます。皮膚も整います。すべてが影響を受けるわけです。」

 

これは、先生の一貫して変わらない主張ですね。筋骨格系だけでなく、あらゆる体の不調もキチンと治っていくのだと。

 

最後に腕のしびれ。これは少々強く症状が出てきたために、少し心配になっていたことでもあります。

 

「これは、頚椎の4番目の骨のゆがみが開放されてきた証拠です。頚椎の4番目は、腕の神経に関係があるので。」

 

長いこと正座していた人が開放された状態と一緒だというのです。そう言われてみると、不快な症状ながらまさに好転反応だといえるでしょう。

 

そんなわけで。

 

院長先生はこちらが質問した内容にはできる限り的確に答えようとしてくれることがわかりました。

 

次回は第2回目の成果と第3回目の施術の模様をお伝えしたいと思います!

 

それではまた。

たろけんでした😊✨